2017年9月14日、金羊網は、中国出身女性の自らの体験に基づく、日本での出産事情について紹介するコラムを掲載した。
女性は「日本での出産は、病院、助産院、自宅などお産の場所が選べる。現代の産婆である助産師は国家資格が必要であり、非常に専門的なトレーニングを受けている。病院よりも助産師が経営する助産院はアットホームな雰囲気。上の子と一緒の子連れ入院にも対応してくれる。また、より自然さを求めて伝統的な自宅出産を選ぶ女性もいる」などと紹介。
日本での出産を3回経験したという女性は、いずれも総合病院での出産を選んだという。「出産の全過程に夫が立ち会うことができる。日本では夫の立ち会いが標準スタイルだ。部屋はすべてが妊産婦視点で設計されていて、陣痛の開始から出産まで同じ部屋でできるというのも、心と身体の負担を大きく軽減してくれる」と日本の病院での出産環境について説明した。
出産時に一番心強かったのは、助産師の存在だったという。女性は「毎回の検査に付き添ってくれ、出産時にはベストな方法で助けてくれ、痛みを和らげてくれた。そして産後は魔法の手でおっぱいマッサージをしてくれ、おかげで初乳がスムーズに出た」と体験をつづった。また、出産翌日から歯磨き、入浴などが可能になり、病院食とは異なる妊産婦向けの食事は非常に豪華で、「1日3食が何よりの楽しみだった」という。
女性はまた、「日本では妊娠や出産は治療行為とは区別され医療保険が使えないが、各自治体がそれぞれに異なる内容の補助を行っており、無料検診チケットや出産一時金の支給などで実質的な自己負担は相殺される。しかも、産後には助産師が自宅を訪問してくれ、赤ちゃんだけでなく母親の心身もケアしてくれる」と整った環境について記している。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年9月17日日曜日
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