2014年8月31日日曜日

欧州で大戦の可能性か

元ソビエト大統領のゴルバチョフ氏は、ロシア・ニュース・サービスの取材でウクライナ紛争が欧州大戦へと拡大する可能性を示唆しました。


紛争において解決すべきは、国連、欧州、ウクライナ、ロシアで、紛争の停止と交渉を行わなければならないと語っている。


プーチン大統領は、欧米諸国がロシアの介入に非難を強めている事に対して、ロシアは強力な核兵器を保持しており、これは口先だけではなく現実であると語っています。核兵器を保持している事で欧米諸国を威嚇しています。




ロシアは大規模な紛争は望んでいないが、いかなる侵略も撃退する備えはしなければならないと強調しています。核兵器は小型化し効率的になっている、核戦力を誇示し、我々に手を出さないのが最善であると述べています。


プーチン大統領はロシア人とウクライナ人は事実上同じ国民であると主張しており、ウクライナ軍による親ロ派への攻撃はナチスによる、攻撃で100万人が死亡した、サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)を思い起こすと語り、ロシアのウクライナ介入を正当化しています。


ヤツェニュク首相は29日、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を近く、議会に法案を提出することを明らかにしました。ロシアの介入を牽制する意味合いもあり、ロシアが反発する事は火を見るより明らかです。米国家安全保障会議の欧州上級部長は、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する事について、要請があれば議論に応じる事を明らかにしています。


9月4、5日でイギリス開かれる、北大西洋条約機構(NATO)にウクライナのポロシェンコ大統領も出席予定で、首脳会議でロシア脅威に対して、各加盟国が軍事費の増額に向けた一定の合意が得られる見通しだという。


ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟した場合、集団的自衛権が適用されます。ロシアの軍事介入に対して、北大西洋条約機構(NATO)は軍事的に対抗する事になります。第3次世界大戦が始まるかもしれません。


核兵器で威嚇しているロシアですが、北大西洋条約機構(NATO)も核兵器を保持しており、使える兵器ではありません。仮にロシアが先制攻撃で核兵器を使用すれば、米国、イギリス、フランスなども弾道ミサイルをロシアの各都市に向けて発射することになります。恐ろしい事態は避けなければなりません。

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