2011年6月23日木曜日

アメリカの国債デフォルト(債務不履行)回避か

ガイトナー米財務長官は21日、ワシントン市内で開かれた会合で、政府債務の法定上限を引き上げないと8月はじめにもデフォルト(債務不履行)に直面する可能性がる事に関し、オバマ政権と議会幹部との交渉が妥結し、「デフォルト(債務不履行)危機を確実に回避できる」と明言しました。また、強いドルは常にアメリカの利益だと強調しました。
深刻な債務問題の解決策を巡りガイトナー長官ら政権幹部と議会幹部は連日協議を重ねていますが、長官はデフォルト回避とともに「超党派の包括的長期債務削減の枠組み策定も出来る」と自信を示しました。
ただ、野党共和党が主張している歳出削減だけでなく、税収増を通じた適度の歳入拡大も図るべきだと、従来の立場を繰り返しました。
ガイトナー長官は、強いドルを維持する事は、財政健全化だけでなく、潜在的な経済力の強化も引き続き取り組む必要があると述べています。(新聞報道より)

とりあえず、デフォルトの回避で議会幹部との話し合いがまとまりそうな雰囲気です。歳出削減と歳入増で財政健全化をするとした共和党の意見が通らなければ、もう一悶着ありそうな気がします。
アメリカがデフォルトすれば世界経済に与える影響は甚大なものになること自身、アメリカが一番よく知っていることだと思います。それを回避することが必要不可欠であることは、間違いありません。アメリカも戦争ばかりしている余裕はないのではないかと思うのですが、戦費が一番財政を圧迫しているはずです。よその国に行ってまで戦争をすることを止めれば、無駄な経費はなくなるはずである。

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