2011年6月24日金曜日

『もんじゅ』の燃料交換装置無事回収

23日、夜から落下した装置を原子炉容器から引き抜く作業を始め、24日には無事に引き抜くことに成功したと報道されました。後は炉心内にどれほどの落下時の影響があるかなど調査をし、再運転をすると言うが、超危険な高速増殖炉の廃炉を早急に検討しないと、普通の原子炉よりも制御が難しい原子炉だけに制御不能になれば、取り返しがつかないことになります。今まで24回の回収の失敗はなんだったのかと首を傾げたくなります。メーカーが意図的に失敗を演出して、税金を使わせたのか?と思わずにはいられません。とにかく、炉内の落下物が回収されたので、後は廃炉に向けた検討をして欲しいと願うばかりです。

午前中にタナカ整骨院へ通院、平日だから空いていると思いきや、次から次に患者さんがやってきてなんだかんだと、1時間ほど待たされてしまいました。今は1週間に一度のペースで通院しているので、どこが変わったんだと聞かれても答えようがありませんが、ただ、腰が楽になったことは事実で、腰の張りが無くなりました。

小笠原が世界遺産に登録されましたね。大小30余りからなる島で、大陸と一度も陸続きになった事が無く、小笠原でしか見ることの出来ない固有種が評価されたそうである。日本で自然が世界遺産に登録されたのはこれで4件目、(秋田県の「白神山地」、屋久島「鹿児島県」、知床「北海道」)です。山形県の平泉も文化遺産と登録される見通しだと報道されています。日本ほど自然が豊かで変化に富んだ国は世界中を見渡しても日本ぐらいしかないそうです。大切に次の世代に引き継ぎたいものです。

その対極にあるのが原発です。昨日の報道ステーションでも圧力容器から燃料がしみ出ていて、それが格納容器の汚染水をさらに汚染し、地下にしみこんでいるという報道でした。それを放置すれば地下水にのって海へ流れ出ていくという最悪の事態になりかねないという。それを防ぐためには原発の周りを鋼鉄の柱を岩盤まで打ち込み地下水の流れを止めるという工事を早急にしなければならないそうです。工事費だけで1000億円ほどかかるそうで、早く高濃度の放射線物質の海への流失を止めるためにも早急に工事をして欲しいと思います。「安全神話」は人間が作り出したものです。絶対に安全なんかこの世に存在するものはありません。私の好きな言葉で、「一寸先は闇」、これが事実です。

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