2010年12月12日日曜日

N氏の報告

以前私が勤めていた、Z法人のN氏は交通事故を起こし、その責任を取り、自己退職をした。今は仕事もなく失業中である。N氏はZ法人の幹部の一人、将来は理事長になると見られていた人物である。私はいつも彼のホームページを閲覧している。今しかできないことを、今やることにしているとの事。私はN氏の奥さんとも25年間一緒に働いていた。そのN氏とはN学園の時も一緒に仕事をさせていただいた。
このご時世でなかなか仕事が見つからない様子。全国の老人関係の業界の幹部もしていたので、地方から施設長に来て欲しいという連絡はあるらしい、大阪を離れるのに拘っているとの事。私ならそのような声がかかれば喜んで行くことにする。仕事をしてなんぼである、色好みなどしていられない。週末に家に帰るか、月に一度2泊3日ぐらい休みを頂き、大阪に帰ってくればすむことである。奥さんが働いているから、当面生活には不自由はないと思われるが、恐妻家の奥さんのことだから、いつも怖い顔をしているのではないかと想像してしまう。
その人と私を比較すると、N氏はZ法人の幹部にのし上がり、私は平職員のまま仕事をしていた。
別にうらやましいと思ったことはない、人生色々、一番の人がいてビリの人がいるのがこの社会。全員が一番では社会が成り立たない。私の好きな言葉で「一寸先は闇」という言葉が好きである。どこでどうなるか分らないから、楽しい反面、怖さもある。その人を見ていると本当に「一寸先は闇」である。これから、幹部として仕事をバリバリしているはずが、交通事故という、思わぬ事で人生が大きく変わってしまった。一番になり最初にテープを切ったのに、目の前に虎がいて食われてしまった感じである。私も「一寸先は闇」にならないように、気をつけないと何時、どうなるか分らない。ビリでいると後ろから虎が追いかけて食われてしまうかも知れない。でも、そんなことばかり考えて生きていても仕方ない、なるようにしか成らないと割り切るしかないのではないかと思ってしまう。
H先生にもどうにかならないものかと相談したこともあるが、どうも私は人の世話をするお節介なところがある。H先生も私にの相談に困ったのではないかと思う。
友人のI氏に言われた、彼は全国的に名前の知られた方だから、大久保が必要以上に世話をやくことはないと言われる。それもそうである、特に頼まれもしないのに、勝手に動いたとなればN氏も迷惑な話である。それ以来、特に何もしていない。今は、そんな気もなくなったのが本音である。
若い人の相談にはのっている。将来がある若い人が、仕事もなくプータローしていては、日本の国の損失になる。若い人に働いてもらわないと、私の年金がもらえなくなるどころか、減額されかねないので、若い人にバリバリ仕事をしてもらい社会保険を国に納めてもらわないと、私が年を取った時に困るので相談には、のるようにしている。しかし、スーパーマンではないので、全てうまくいくとは限らない。

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