2014年9月5日金曜日

日本から潜水艦購入

オーストラリア政府は、川崎重工業と三菱重工業に潜水艦の建造を発注する方向で話し合いが進められている。年内には合意する可能性がある。


日本の武器輸出は、従来は部品にとどまっていたが完成品を売却するのは初めてである。


オーストラリア政府は自国で、潜水艦を設計・建造する技術が乏しく。
(1)完成品の輸入
(2)他国からライセンスを取得して自国生産
(3)エンジンだけ輸入して自国で生産
(4)他国の技術を仰ぐ。


国内で建造する場合は、設計者と技術者だけで1000人が必要だという。かねてから高い潜水艦技術力のある日本に建造を発注する案が有力になってきた。


オーストラリアは自国で開発して、多大なリスクは取りたくないという思いから、完成品で性能のいい日本の潜水艦が上がったという。


日本の潜水艦は、静寂性に優れ性能も高いと言われている。2015年度には隠密性高く、鉛電池ではなくリチウム電池を搭載し、長時間潜水するため空気を必要としない「AIP」を搭載しているのを建造するという。


リチウム電池でこれまで最大2週間だった潜行時間が格段に伸びると言う。15年間使用するとしたら、建造・維持費も従来よりも安くなると言う。

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