2014年9月5日金曜日

マレーシアでテング熱大流行

マレーシアでは、テング熱の感染者は6万6144人、死者は131人前年度より4倍近い死者を出している。


感染者の急増は、いろいろと上げられるが、指摘されているのはDEN-2と呼ばれる従来より毒性の強いウイルスが発現した事だという。


デングウイルスには、DEN-1、DEN-2、DEN-3、DEN-4の4タイプがあるらしく、特にDEN-2は危険だと言われている。


感染者が増えた理由の一つに、人の移動が増えた事で、国中にウイルスがばらまかれたという事も上げられるという。


気候も影響していて、乾期が長く、突発的な大雨に見舞われ、蚊が繁殖しやすい環境が整っているのも一因であるらしい。


テング熱に感染すると治療法はなく、水分補給をするしか今のところ治療方法はない。フランスの医療会社はテング熱に効くワクチンを開発中だと言うが、4タイプのテング熱に効くワクチンの開発は2015年に東南アジアで使用可能になるという。


当局は周辺の地域の清掃や殺虫剤の散布などで対処するしかないというが、自治体の衛生意識は低く、今後も拡大する可能性があるという。


さすがに本場のテング熱は凄まじいものである。このデングウイルスが日本に上陸すれば、手の施しようがない事態になる。


西アフリカではエボラ出血熱、東南アジアではテング熱と世界中で死に至るウイルスが暴れ回っている。

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