2011年1月10日月曜日

経済の本をこの間立て続けに読みふける

この間。経済の本を買い読みふけっています。少子高齢化、年金問題、デフレ、円高等々日本をめぐる状況は深刻さを増すばかりだと思っています。日本の国債が2010年3月末で883兆円、都道府県や市町村の借金を含めると1000兆円を越えています。借金まみれになっている。
2010年、2011年続けて国債発行が44兆円の借金をしなければ予算の執行が出来ない状況である。収入が38兆円で借金が44兆円。普通の家庭だと、年収380万円の家庭が、借金を440万円して820万円の生活をする事になる。こんな事、続くわけはないと思う、日本の国が破綻する一歩手前まで来ているのではないかと思います。
今は日本の国は信用があるので、国債を買ってくれていますが、借金が900兆円近くになるとデフォルト(債務不履行)になるのではないかと心配し、銀行や個人が国債を売り始めると、国債の価値が下がり誰も国債を買おうという人がいなくなり、政府が国債を発行しても誰も買わなくなります。仕方なしに国債金利を上げざる得なくなり、それが、元金の国債借金返済の利子に連動するので、ますます政府が借りた国債の利払いが増えるという事になり、お手上げ状態になることになります。国の破綻に至ることになります。
そうなると、日本の通貨の価値が大きく下がります。それによって、外国から輸入している物の値段が上がり、食料品や原油、日用品の値段がいっせいに上がることになる。世界でロシアやアルゼンチンの政府が「バンザイ」し国債の信用が無くなり、物価がハイパーインフレーションになり物の値段が一年間で10倍にもなる物価の上昇が起きます。
不景気になり会社はつぶれ給与も下がり、一方では物の値段は上がり、行政サービスも悪くなり税金も今よりも高くなるようになります。

国債の利回りは10年物で年1%~1,5%の利子が付きます。私たちは銀行や郵便局に預金しています。銀行や郵便局は預かったお金を運用しなければ、預金者に利子(1%以下の利子しか付かない)を支払わなければなりません。銀行自体も利子の利回りで利益を得ているので、銀行が利子のいい国債を買い支えをしていることになります。

この借金は誰が返すのか、もちろん国民である。消費税の引き上げ、今は5%ですが、それを10%程度まで引き上げるという案が出ています。消費税の1%で2,5兆円の税収が入るという事なので、10%の消費税で25兆円の収入になる。色々な税金が今後引き上げられてくると思われます。

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