1月も今日で半月が経過しました。時間の経過が早く、あっという間に過ぎ去ってしまいます。こないだ正月だと思っていたのに、正月気分も無くなり、仕事に追われる毎日が続いています。
S作業所時代に、きょうされん大阪市内ブロックの前ブロック長のSさんからメールをいただきました。正月に年賀状を出し、Sさんの年賀状に「元気ですか」と書き添えられていたので、メールをくれたのだと思います。早速メールで、私の現状について、メールで返信しました。作業所を退職して3年が経過、今でもこのように連絡をいただくのはありがたいことだと思っています。
今読んでいる本は、アルボムッレ・スマナサーラさんの「くじけないこと」、スリランカ上座仏教長老でスリランカの国立大学ケラニア大学で仏教哲学をの教授をしている方で、1980年国費として日本に来日、日本では仏教の伝道と講演活動、等をおこなっている方です。仏教の教えを本にまとめたのを読んでいます。この人の本は何冊か読んだので、樟葉の書店でアルボムッレ・スマナサーラさんの、新刊本が出ていたので思わず買ってしまいました。なかなか奥が深い本で、人間の生き方とか、価値観、人間の存在価値等々、なかなか興味が引かれる本です。本の中でこのような文章が書いてありましたので、紹介します。「現実的に、存在するのは何なのでしょうか。それは、今この瞬間のことのみです。ということは、私の人生は『今の瞬間』という一点に絞れます。今の瞬間のことなら、現実的で具体的なものです。仮に80歳まで生きるとする人がいるとするならば、今、54歳で残りの人生は26年になります。80歳という概念は、実在する物ではなく、頭の概念に過ぎないのです。
80年の悩みや苦しみも期待感も消えて、人生は極限に楽に変わってしまいます。現実は今の瞬間のみだと知っている人には、悩みに値するものはないのです。失敗をおそれることも、やり遂げられないこともないのです。」
難しいといえばそれまでですが、今、この瞬間が現実的で、具体的な瞬間だという事なのだという事を言っているのです、この瞬間に悩みや失敗を心配することはありません。1秒、1秒が現実なのだという事を教えているのだと思います。過去のことや将来のことを色々詮索しても仕方ないことだという教えを教えているのだと思います。
この人の講演や瞑想会に参加しようと考えたこともありました。大阪では吹田市で年に何回か講演と瞑想会が行われているので参加しようかと思いましたが、私のことですから、出家してしまう恐れがあるので辞めることしました。ただ、この人の書いた本で新刊本が出れば読むようにしています。仏教とは奥の深いものだし、仏教哲学の教えには心が引かれることがあります。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年1月16日日曜日
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