米国の借金は16兆3080億ドル(1300兆円)の債務を抱えており、議会が設定した16兆3940億ドルまで間近に迫っています。米国の財務省は今月末には議会が設定した上限を突破することは確実であると明言しています。
議会が債務上限を引き上げないと、米国はデフォルトに陥ることになる。それを避けるために、共和党は大幅な支出削減を求めており、それに応じない限り上限引き上げには反対の態度を崩していない。
最終的には、共和党は何らかの妥協はすると思うが、米国がデフォルトすれば世界経済に与える影響は大きいだけに、ギリギリで妥協するのではないかと思う。
財政の崖問題は①ブッシュ減税の期限が切れることにより、増税や高額所得者への42兆円が増税になる、②財政赤字のため13兆円の予算がカットされる。総額すると55兆円もの負担が米国国民の負担になり、4人家族で24万円の増税になる。米国国民は24万円もの増税に耐えられるだけの所得があるのか、フードスタンプで生活している人は4000万人を超えている。
オバマ大統領はデフォルト回避のために何らかの、政策を発表するといわれているが、その政策が世界を驚愕させるような政策になるかも知れない。旧ドルを廃棄して新紙幣のドルを発行し、旧ドルと新ドルの交換比率を変えることにより、財政赤字を縮小させることもあり得る。
交換は米国内では1:1交換になると考えられるが、世界にばらまかれたドルは新ドルとの交換は1:1とになるはずがなく、1:0.5と半値になるかも知れない。そうすれば、世界のドルをの価値は半値になる。そんなことをすれば世界中の国が黙っているはずがないが、米国は自国を守るためならそんな手段もあり得るのではないかと思う。
米国のことは言ってられないのは日本も同じである。借金が1000兆円を越えている。毎年50兆円赤字国債を発行しなければ、国の運営ができない状態であり、対岸の火事ではない。日本も生活保護世帯が200万世帯を超えている。米国より先に日本がデフォルトになる可能性もあり得ることではないかと思う。
2013年は激動の時代になるかも知れません。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2012年12月13日木曜日
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