2012年12月9日日曜日

大林組が中国から撤退

大手建設会社の大林組が中国から撤退を決定しました。中国は建築するためにライセンスを取らなければならず、特級、1級、2級、3級、との四段階に別れている。大林組は2級のライセンスしか取得できず、28階以上の建物は建設できない。

新興国は国内産業を守るため、自国の企業を優先する傾向がある。外資企業参入障壁の壁が高い。

特級は中国建設企業が独占している状態で、外資企業が特級を取得できない状態だという。28階以上の建物を建設できないということは、建設をしても儲けがあまりないという事であり、中国国内の建設工事もマイナス状態で売り上げも減少していて、中国で建設事業が伸びない中で、中国からの撤退をするということを決めたようである。

大林組が中国からの撤退を決めたことにより、他のゼネコン会社も中国からの撤退を決断する企業も出始める事につながるのではないかと思う。

これからは、東南アジアや先進国での事業展開を強化していくようである。

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