中国も高齢化問題が深刻である。高齢者を収容する老人ホームの数が絶対数少ないのが現状である。
公立の老人ホームへ入所待ちは、166年待たないと入所できないという。公立の老人ホームは入居費は月4万8500円と比較的安く、中国のモデル的な老人ホームと言われています。この老人ホームのベット数は1100床で、毎年60床が空くという。と言うことは、毎年60名の方がお亡くなりになると言う事である。現在は入居待ちの人は、1万を超えているという、他の公立の老人ホームも5千人の方が入居待ちだという。
民間の老人ホームも2種類に分かれるという、安い老人ホームは月3000元(4.85万円)で比較的安いが、エアコンはなくトイレも共同で、布団も汚れていてサービスも最低だという。
もう一つは、富裕者層向けの老人ホームである。こちらは高級ホテル並みの設備で、入居費は月6千元~1万元(9.7万円~16万円)で、さらに保証金(数万元)が必要だという。入居者は企業や政府の高級幹部で富裕層でなければ入居は不可能である。
政府は、社会福祉に対して補助金を増やすべきであるという、福祉の専門家が提言を出している。お年寄りの待遇改善のために補助金を増やすべきである。
中国全国に老人ホームは4万4300カ所あり230万人が入居していますが、何せ人口が13億人の国である。絶対数数が足らない。
中国の60歳以上の人口は、2012年度は1億9400万人(日本の人口よりも多い)、2013年には2億人を超える見込みで、介護を必要とする人は3600万ににのぼり、今後老人ホームの増設が急がれるというのが中国の高齢化社会の課題である。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2013年11月1日金曜日
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