2012年11月20日火曜日

アルゼンチンがデフォルトの危機か

アルゼンチンにIMFが最後通告をした期日が刻一刻と迫ってきており、アルゼンチンタンゴが踊れなくなる日が迫って来ています。

12月17日までに正直な数字を出さないとIMFから追放するとラガルド専務理事は述べていますが、アルゼンチン政府は全く取り合っておらず、アルゼンチンは国家破産となる可能性が限りなく高くなってきており、債券市場ではすでにデフォルト扱いの利回りになっています。

過剰債務問題は何もギリシャ、スペイン、ポルトガル、キプロスだけの話ではなく、ハンガリー、アルゼンチンと言った中堅国の問題でもあり、更に悪いことにこれら中堅国は自我が強く外部からの干渉に反応を示さないことにあります。

今、世界中の株式市場は『安倍バブル』で酔っていますが、このしっぺ返しはとてつもなく大きなものになるはずです。

ユーロ諸国は先送り策しかできない間に債務は一貫して増加しており、解決策は暴力的な市場崩壊しか道はなくなって来ています。NAVEDAより引用


アルゼンチンが12月の中旬にデフォルトの危機に陥りそうな状況です。アルゼンチンがデフォルトなれば世界の金融はドミノ式に次々に金融不安に陥ることになりそうです。その様な事態になるかどうかは、分かりませんが。IMFがその様な事態になることを避けるために、譲歩するのではないかと思うのですが、IMFの脅しの一つなのかもしれません。



0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...