2011年10月14日金曜日

北朝鮮が最悪の飢饉をむかえている

【北京30日聯合】世界食糧計画(WFP)は30日、昨年8月に発生した洪水と凶作で北朝鮮は1990年代後半以来、最悪の食糧危機を迎えていると指摘した。
(DarKness of ASIAより引用)

WFPのドマルジュリ平壌事務所長が北京で記者会見し、国連食糧農業機関(FAO)と共同で3週間にわたり北朝鮮全域で実施した緊急食糧安保評価の結果を明らかにした。それによると、500~600万人に上る北朝鮮住民が食糧難で3食の食事をまともに取れないか、野性の果物や草の根、木の皮で飢えをしのぐなど飢餓水準に達する危機にさらされている。都市住民らは1日当たり平均450~500グラムだった食料配給量が150グラムに減少し、子どもたちを食糧事情が相対的に良好な田舎に送っている状態だ。昨年の洪水と凶作に加え、基本食糧価格暴騰のあおりで2001年から食糧配給格差が拡大し、食糧生産も輸入の減少とともに急減しているという。

 ドマルジュリ平壌事務所長は特に、韓国と中国からの食糧供給の減少で北朝鮮内部の市場価格が暴騰したことが食糧難を加速化させているとし、韓国政府に対し北朝鮮政府との対話と支援を訴えた。また、今後数ヶか月間の北朝鮮住民支援には2000万ドルが必要だとし、国際社会が寄付金を提供しなければ北朝鮮の状況はさらに深刻になると強調した。

アフリカのソマリアでも飢饉が発生して、国際社会が支援をしているが、北朝鮮でも飢饉が発生している、中国や韓国が食糧支援はしているが、とても間に合っていない状態のようである。

あるブログによると、食人と言われるような事態までもの発生しているという。要するに人間の肉を食べることである。そこまで、しなければ食糧の確保が難しいと言うことであろう。

金ファミリーは贅沢な生活をしていると言うことも書いてあった。国民が飢えに苦しんでいるのに、特権階級の人たちは贅沢な食事をしているそうである。そんな情報が、庶民のところまでは伝わらないのかもしれない。この国の国民もよく我慢しているなぁ、と人ごとながら半面感心してしまう。腹が減れば暴動も起こす気も慣れないのかもしれない。北朝鮮の軍隊は、反旗を翻して、金ファミリーを追い出すべきではないのか、軍人もまともに食事が取れていないので、畑仕事ばかりしているのかもしれない。この国もそう長く続かない国になりそうである。

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