2011年10月21日金曜日

2012年はチャイナリスクの発生か

世界の工場として、世界中に工業製品を輸出していた中国が、ここに来て、チャイナリスクと呼ばれるようになってきました。松藤民輔の著書に中国は共産主義の国なのに、貧富の格差は世界一、国内周辺諸国とのトラブルも続出し放漫な国チャイナ。偽物天国の国でもあるチャイナ、ディズニーをまねた遊園地、日本や外国の技術を利用して作った高速鉄道を自国の技術であると言ってはばからない国、挙げ句の果てには大事故まで起こし面子丸つぶれの状態である。

労賃だけが取り柄の国で、何ら付加価値をのない産業、賄賂、隠蔽、法律やルールよりも袖の下の賄賂で全てが決まる国、賄賂を役人は頂、その見返りとして手抜き工事を黙認する。最後は共産党と人民軍の対立等々。

ここに来てインフレに人民高、労賃の高騰と失業問題、国家の投資の80%は実は焦げ付いているという事実、しかも地方経済はすでに破綻した状態である。
中国の経済が破綻せずに済んでいるのは国家ぐるみの粉飾決算をしているからだと言われている。それが、その粉飾決算のボロがほころび始めてきているという。
GDP(国内総生産)で世界第2になったと中国は喜び、これからは中国の時代であると言ってはばからない中国共産党の幹部、これも、経済統計が粉飾されているので、正確な数字ではないかもしれないという疑惑が浮上してきました。
世界中にの国には、中央銀行あります。中国も中央銀行に当たるのが中国人民銀行で、その銀行は市中銀行だけではなく全ての企業に金融取引が出来るというものです。普通の中央銀行は、市中銀行しか相手にしません、一般の企業が日銀に行って融資をお願いするなどと言うことは、日本だけではなく世界の中央銀行はしていません、融資をするのは市中銀行の仕事だからです。しかし、中国の中央銀行は一般企業までにも融資をしている。

政府の銀行である中国人民銀行は稼いだマネーを投資をしたり株を購入したり、資源を購入したりありとあらゆるものに投資していますが、その80%が焦げ付いていると言われています。
経済成長を維持するために投資をして成長率を上げている、損をしようが、投資をしなければ保八を維持することが出来ない中国経済に成り下がってしまっています。経済成長をしているにもかかわらず失業者が2億人もいるというのですから、驚きです。失業者には失業手当も保険もありませんから、失業即食えなくなる状態になると言うことになります。

脱チャイナ

中国に進出している外資系の企業の、中国からの撤退が早まっているという、労賃の高騰、人民元高、インフレ、政情不安などチャイナリスクが増大している、外資系の企業がチャイナからインド、バングラディシュ、東南アジアへ工場をシフトする動きが急速に進むことになる。そうなれば、保八どころか、中国の経済は奈落の底に沈むことになる、チャイナで付加価値の高い製品を製造しているのは欧米と日本の企業だからです。それを輸出して経済成長をしてきたチャイナが、世界第二の経済大国に成長した?のであって、チャイナの企業に付加価値の高い製品を作る企業はなしに等しい状態です。又、外資系の企業は自国では労働者の賃金が高い、公害対策が高くつく、しかし、中国では労賃は安い、公害対策も中国政府が押さえてくれるので安くついたわけですが、これからは、公害問題が中国社会で大問題になれば、政府も何らかの対策を取らざる得なくなり、外資系にとってみれば中国の魅力はなくなり、脱中国という流れは加速するのではないかと思う。

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