2011年10月16日日曜日

北朝鮮へ支援が届き始める

【ソウル聯合ニュース】米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は12日、世界食糧計画(WFP)を引用し、農産物の収穫が盛んに行われる9月も北朝鮮当局が住民に正常な配給量の3分の1にすぎない1日200グラムの食糧を配給していると報じた。


 WFPは北朝鮮当局から入手した資料を基に、北朝鮮が7月から大人1人当たり1日200グラムの食糧を配給しており、9月までの3か月間、200グラムの水準を維持していると伝えた。1日の正常配給量は大人基準で穀物700グラムとなっている。

 北朝鮮当局は主に小麦、麦、ジャガイモなどを配給している。WFPはこうした食糧を1日200グラム摂取しても必要なカロリーの3分の1にすぎないと説明した。

 WFPは4月末、北朝鮮への緊急支援を始め、北朝鮮住民350万人に毎月3万2800トンの食糧を1年間支援する計画だったが、国際社会の支援が少なく、8月は185トンの支援にとどまった。9月は住民100万人に目標値の4分の1にすぎない8420トンを支援した。

 ただ、10月は欧州連合(EU)、オーストラリア、中国、アイルランドなど国際社会の寄付で購入した5万4000トンの小麦、コメ、砂糖、食用油などが届けられるとみられ、緊急支援後初めて、目標量を上回る食糧を北朝鮮に支援できると見込まれるという。



ようやく国際社会も北朝鮮への食糧支援を行い始めたようである。1日200gの食糧しか国民に渡っていない。カロリーの1/3程度の食糧である。北朝鮮は、食糧品の物資を全国民に配布しているのか、(WFP)が配給先を監視していると思われるが、それでも、目が届く範囲は限られている。一部の高級官僚や特権階級が食糧をピンハネするかもしれない。

食糧もままならない国が核兵器(膨大な費用がかかる開発)を開発するよりも食糧の自給率向上ににお金を使うのが先ではないかと自分は思うのだが、軍事優先の国では国民が飢えていようが、苦しい生活をしていようが、関係ないようですね。恫喝をして、援助を引き出す手法が当たり前だと考えている国です。日本は拉致問題もあるので援助はしないとは思いますが、個人的にも食糧援助は国はするべきではないと思います。個人がする分にはいいと思いますが、ただ、北朝鮮とは国交がないので、(WFP)へ寄付なりをするしかないでしょうね。国際社会も人道的立場から、援助をしているとは思うが、この国の政治体制を根本から変革するのが必要ではないかと思う。先軍政治の国である。軍事力の増強が国を強くすると軍部は考えているので、どうしようもない国ですね。まして、戦車や飛行機、自動車などを動かすのに石油がなければ動かすことなど出来ません。先軍政治と言っても戦争をするだけの、物資がなければ戦争も出来ません。あまり批判すると内政干渉になるからこの辺でやめておきます。恫喝政治、中身のない恫喝の国です。

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