2011年10月10日月曜日

福島で甲状腺検査始まる

福島原発の事故を受け、福島県の全ての子どもを対象にした、甲状腺の検査が始まりました。県では今後2年半にわたり、検査を実施するとのことで、対象者は38万人に達します。子どもたちの甲状腺検査は遅きに失した感じがします。福島県だけではなく宮城県、山形県放射能が拡散している地域は検査すべきではないかと思うのですが。甲状腺で被爆している子どもたちは、将来にわたって放射能という目に見えないものを、治療をしていかなければなりません。

18歳未満の人たちだけではなく、20代、30代、40代の人たちの検査も必要ではないかと個人的には思うのですが。その費用は、東電と国、地方自治体が費用を負担すべきです。特に東電の責任は、特に重たいとので、それなりの費用は出すべきではないでしょうか。それだけでは済まないと思います。除染処理なども、今後のしていかなければなりません。

18歳未満の子どもたちは、将来のある人たちです。チェルノブイルの事故後、奇形児や障害児が生まれてきています。(これは前に書きましたが)放射能は遺伝子を傷つけ、奇形児や障害児が生まれる率が高くなると予想されます。内部被爆した人は、決定的にガンになる可能性が高まります。内部被爆した人がどれほどいるのか、東電や国は調査すべきではないでしょうか。特に原発処理に当たっている、労働者は内部被爆している人が相当数いるはずです。

東京などにもホットスポットで放射能濃度が高いところもあり、関東から東北の人たちは、今後何十年も放射能の恐怖から解放されることはないのではないかと、思うのですが。早く原発からの放射能の放出をストップさせる事をしないと事態はさらに深刻な事態になりかねません。

日本にある原発は、老朽化も激しく第2福島が起こらないうちに、原発をなくす努力をしましょう。放射能は「ご破算」出来るものではなく、人間が処理できるものではないことが今回の事故で明らかになったのだから。

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