大紀元日本社によると、南シナ海の天然資源を巡って、フィリピン、ベトナムと一戦を交えると、人民日報傘下の環球時報が社説として掲載しました。フィリピン、ベトナムを牽制する社説である。
中国の天然資源の獲得を巡る動きは、尋常ではない、経済成長の統計は中国は出しているが、信頼できるものではない。唯一、経済成長を知る上でエネルギーの消費が経済成長の指針になる確かなものである。経済を成長するためには大量の石油や天然ガスなどが消費されるからである。
社説には小規模な戦争なら中国が勝つだろうと主張している。フィリピンやベトナムでは石油の油田があり、そこを攻撃すればいいわけである。中国の油田は一本もないので中国が損を被ることはないと書いている。アメリカもアフガニスタンへ派兵しているので、南シナ海にまで友好国の軍事支援や軍事行動は出来ないとタカをくくっている。要するに中国が南シナ海で戦争をしても、アメリカは軍事行動をしないと言うことを予想しているようである。
中国国内の不満も鬱積しているので、その鬱積を戦争という方法で解消しようという思いもあるようである。中国は環境汚染、格差の拡大、土地の強制収用に反対する農民が抗議デモ等を繰り返し、中国政府も手を焼いているようである。それを、戦争という手段で一気に解消しようという、中国共産党の思いである。
仮に戦争になれば、アメリカだけではなく世界の国々が、一斉に中国を批判するだろう。中国に対する連合軍が出来て中国に対抗するかもしれない。第3次世界戦争になる可能性も少なからずあるのではないかと、個人的に思う。又、中国製品の不買運動も起きるかもしれないし、中国への投資も止まることになる。又、中国に進出している外資系の企業は、中国から出て行くのではないかと思う。そうなれば中国の経済は地に落ちることになるだろう。それだけの代償を払って、フィリピン、ベトナムと戦争する代償は高くつくことになる。
アジアの覇権をねらっているのは目に見えている。最近の中国の軍事行動はアジア諸国に脅威を与えている。中国発の空母も試験運航している。空母を持つとその機動性を生かして、日本や南シナ海を軍事制圧することは出来る。日本の近海でも中国海軍がウロウロしている。特に尖閣諸島には中国海軍がいるのは予想できる。いつでも尖閣諸島を占領しようと機会をねらっているのではないかと思う。日本政府はしっかりと、してもらわないと、その内中国の属国になるかもしれない。今はアメリカの属国ではあるが、中国の属国だけはご勘弁願いたい。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年10月2日日曜日
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