中国国内のメディアの報道によると、湖南省でジョギング中の男性が心臓発作を起こし路上に倒れ、誰も救助する人がおらず、死亡した。
現場近くの監視カメラから33分間に49人がその男性の傍を素通りし、50人目の男性が救急車を呼んだがすでに息絶えていた。
路上に倒れていても誰も助けない。中国では日常茶飯事で社会現象となっている。倒れている人を助けると自分が加害者になるから助けないという。
2006年には、路上で転倒し骨折した女性を病院に連れて行った男性が、女性と家族が「ぶつけて転倒」されたとして、高額の損害賠償を請求される事件が起きた。その後、男性は請求より少額のお金を支払い和解したという。中国で見知らぬ人を助けると高額の損害賠償が請求される、そんなことがまかり通る国である。中国で見知らぬ人を助ける事などあり得ない。
2011年には広東省でトラックに轢かれた、2歳の女児が放置され、後に死亡した事件が発生した。重体の女児を病院に搬送したのは、19人目の通行人であった。
中国人が冷血になったのか、長年の、闘争や絶対利己主義を軸とする共産党文化に侵ってきた多くの国民は、拝金主義を何よりも重んじ、互いに信用しない。仁・義・礼・智・信等の伝統的な美徳を捨ててしまった。
それにしても、路上に倒れている人を助けないと言うことは、日本ではあり得ない事であり、助けた人に対して感謝をするのは当たり前で、その人を相手に損害賠償などすることなどない。中国人のモラルというものが、低下していることだけは確かなことみたいである。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2014年11月9日日曜日
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