2014年11月30日日曜日

安全な原子炉

福島原発事故を受け、原発の再稼働問題が大きな問題となっていますが、国産次世代炉が注目を浴びている。

日本原子力研究開発機構の高温ガス炉が高い安全性と利便性を評価され、国内外で視線を集めている。

配管破断しても冷却剤を喪失しても、電源を失っても炉心溶融などの過酷な事故至らないという。安全性の高さを備えていて原子炉は自然冷却する。その上、水などの必要としないので内陸部でも使用が可能だという。

発電だけでなく水素製造や製鉄にも使え、多目的な原子炉として注目をあびているようである。4月に国はエネルギー基本計画に組み込まれる等、正当な処遇を得ている。

普通の原発は水を沸騰して、蒸気タービンを回し発電している。

高温ガス炉は、核分裂で熱を発生させるが、その熱をヘリウムガスで運び、ガスタービンで発電する。

原子力機構は120万㌗の高温ガス炉の実験炉い着手している。30万㌗を4基並べ従来の原子炉の出力を生み出す考えである。

研究陣はガスタービン発電機を備えたこの実験炉を2030年までに試験運転を視野に入れている。



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