2014年11月16日日曜日

1000兆円を超えた借金

2014年度の国家予算の概算内容は、社会保障費:30.5兆円、国債費:23.3兆円、地方交付税:16.1兆円、文教・科学費:15兆円、防衛費:5兆円である。これを合計すると90兆円の金額になる。これに公共事業費:6兆円を加えると96兆円になる

では税収はと言えば、50兆円しかありません。46兆円が新規に借金として上乗せされる事になる。日本の予算は100兆円なければやっていけない予算になっています。

消費税は今は8%ですが、それを10%しても46兆円の穴埋めは出来ません。消費税を20%、28%にして要約、国債を発行しないで予算が組めることになります。

日本は急速に高齢化社会になってきています。益々社会保障費が膨らんでいく事になるのは明らかです。そして、少子化です。少ない労働力人口で高齢者を支えなければなりません。

私は基本的には消費税の引き上げには反対ですが、これ以上国の借金が膨らめば、どうなるのでしょうか。借金はいつかは返さなければならないものです。誰が返すのでしょうか、現役の労働者が重税に苦しみながら返すことになります。

景気はよくはありませんが、消費税を8%~10%の2%に引き上げるだけで、大騒ぎです。

社会保障費、文教・科学予算、地方交付税を半額にすればどうなるのでしょうか。国民の負担はさらに増すことになります。

防衛費は減らせば、中国が軍事力に物を言わせ、尖閣を取りに来るでしょう。防衛費は減らせない状況があると言うことです。

消費税を2%引き上げることが些細なことのように思えて仕方ありません。国が借金をしなくてもいいような予算を組めるようにすべきではないでしょうか。

企業の法人税を引き上げれば、日本の国から出て行くでしょう。大企業はそれですみますが、中小企業は海外に行くことは出来るところもあれば、出来ない企業も出てきます。今やグローバル化しています。

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