2014年11月21日金曜日

中国の密漁船一斉摘発

小笠原諸島の赤珊瑚の密漁で、与党議員から効果が上がっていないという指摘を受け、全国から海保の巡視船や航空機を投入して一斉に摘発をするそうそうである。

海保によると、10月30日には200隻以上の中国船がいたが、11月現在は47隻まで減少しているが、中国漁船は根こそぎ取って行くので、海は荒れ放題で漁具も壊されるなど被害が深刻化している。

与党議員から海自の護衛艦を出したらどうかという強硬論まで出る始末である。密漁船がいなくなるまで、取り締まりを強化するのはあたりまえである。

海保は応援を出すとギリギリの人員で地元の海域を守らなければならないが、巡視船の造船や人員の募集などもして体制を強化すべきではないかと思うのだが。時間はかかるがそれしか解消のしかたがないのではないでしょうか。

密漁問題を受けて外国人による違法操業法案が可決した。領海内の違法操業、排他的経済水域(EEZ)の罰金をそれぞれ3000万円に引き上げる。立入検査を拒否した場合も300万円の罰金にするという。

ようやく、本格的な取り締まりが行われる。遅し感は否めないが密魚した船を拿捕し、高額な罰金を支払わせれば、中国船もこなくなるのではないかと思うが、一攫千金で来る中国船も出る可能性もあるので、体制を緩めることもなく取り締まってほしいものである。

海保も領海外へ追い出しではなく、積極的に拿捕をする方針に切り替えたみたいである。他の国では当たり前のことである。

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