2013年3月25日月曜日

キプロス銀行の行方

キプロスの預金者10万ユーロ(1230万円)への預金者の預金課税を40%まで引き上げるという報道がされており、仮に1億円の大口預金者は4000万円のお金がキプロスへ上納されかねない事態になっています。キプロスの銀行預金者の30%がロシア人の大口の預金者だけに、ロシアが黙ってこの処置を黙認するはずがありません。10万ユーロの引き出しもストップされており、課税され引き出しも出来ないという事態になっています。

キプロス銀行は、1日の引き出し金額を100ユーロ(12000円)にまで引き下げました。銀行が業務を再開するかどうかは不明ですが、銀行が業務を再開すれば、取り付け騒ぎが発生することは火を見るより明らかであり、銀行は破綻する事態に陥ります。

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