2013年3月3日日曜日

ユーロ圏の失業率上昇

単一通貨を使用している、ユーロ圏の失業率が前月比で0.1%増の11.9%、失業者は20万人増え1899万人に達したと発表した。過去最悪の記録となり最も深刻なのは、スペイン、ギリシャで26.2%、27%に達している。

若者の失業率はユーロ圏全体で、24.2%に達し4人に1人が失業状態という。特に25歳以下の若者の失業率は、ギリシャで約60%、スペインでは55%になっており、とんでもない失業率になっています。働きたくても働けないという異常な社会状態になっており、若者の不満が一気に爆発するのも時間の問題かもしれません。

ポルトガルでは、EUから780億ユーロの財政支援を受けていますが、この融資は無利子で融資している分けではなく、ポルトガルが利子をつけて返済しなければならない融資であり、ポルトガルの財政は一向に改善しないのは目に見えています。

ポルトガル国民怒りが爆発し、数十万人のデモが発生し、緊縮財政の中止や政権打倒という事態になっています。失業率も27%を越えており、1/4の人が失業状態であり、ポルトガル経済の崩壊しギリシャと同じ運命をたどれば、南欧のどこかの国がデフォルトになれば、ヨーロッパ、世界経済に大きな痛でを与えることになりそうです。













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