我が家の次男も今月で20歳になります。年月のたつのが早いなぁ、と感じます。妻は、産休に入りすぐに破水をしてしまい、未熟児でこの世に誕生しました。ちょうど、N海学園へ出向中で妻が出産したと聞いて、ビックリし仕事も昼から帰らせていただき、そのまま病院へ向かいました。未熟児で生まれ、医者からは障害が残るかもしれませんと告げられたときは、目の前が真っ白になりまた。20年前は、未熟児医療センターは東成区にあり、仕事が終わると地下道を通り、ガラス越しに我が子を見るのが日課になっていました。保育器に入った他の乳児も見ながら、早く退院できる日を待ち望んだものです。ただ、障害がどの程度残るかは、わかりませんでしたが、網膜症か知的障害かと私の頭の中でいろいろと考えていました。私の仕事が知的障害者の人たちを相手にしているので、子どもが出来たときに、五体満足な子供が生まれてくれればいいと思うばかりで、まさか、自分の子どもがと因縁みたいなものを感じました。
3ヶ月ほど経過すると、体も大きくなりようやく母親の母乳を与えられるまでに成長し、二人で我が子を抱きかかえました。
退院することも出来、特に障害らしき兆候もなく、育ちましたが、やはり他の子どもと比べるとひとまわり小さい赤ちゃんでした。保育所にも入所し、初めての運動会では、その小ささが目につきましたが、ハイハイしながら元気に運動会に参加していました。
保育所の6年間の送迎は私の仕事、長男と次男を自転車と背中に背負い保育所通い、この6年間は本当に長く感じました。次男の方も特に障害らしき兆候なく、胸をなで下ろしたものす。産院の先生が生まれたときに産声を上げたので、なんとかなると言っていたのを思い出し、産声を上げたおかげで脳に酸素が行き脳に障害が残らなかったようである。
小学生の時は少年野球をやり休みの日には、観戦に行ったりして小学生時代を過ごし、中学生からはラグビー部に入り3年間やり通しました。高校はF工業高校へ入学し、そこでもラグビー部に入部し、花園に行くのが夢のようで毎日遅くまで練習に明け暮れていました。高校3年生になると、就職の話が担任の先生よりあり、本人は進学を希望していることを担任の先生に次げ、先生もビックリなさったようでした。H大阪短期大学の保育科に入学、苦手なピアノも知り合いの知人に教わりながら、何とかクリアーしたみたいです。今は、児童養護施設への就職も仮内定し、アルバイトに精を出しています。ただ、ラグビーの時に痛めた肩の手術があり、8月に右肩の手術を行い、来年の2月には、左肩の手術を行う予定です。タックルを繰り返すうちに、脱臼になり何かの拍子で肩が抜けてしまうので、抜けないように固定する手術を行うことになります。内視鏡でする手術なのであまり傷跡は残らない手術で、それが終われば、車の免許なども取りに行かなければなりません。4月からは社会人として、1年間は施設での寮生活をしなければなりません。児童養護施設は、本当にいろいろな子どもたちが、入寮してくるので一人前になるには、2から3年はかかるのではないかと思います。
これで親の責任は果たしたと思っています。長男の就職もありますが、まだ、21歳なのでチャンスはあると思うし、私もいろいろな繋がりを駆使して就職先を見つける努力はしていくつもりです。
後は夫婦でのんびりと犬の2匹とともに生活をすることになると思うと、少し寂しいような、気もしますが、いつまでも親の元で生活していては、自立できないことになるので早く正規職員での仕事を見つけて独り立ちをしてほしいと願っています。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2010年11月3日水曜日
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