2014年3月8日土曜日

ロシアがクリミアを併合

クリミア自治政府はの議会は全会一致でクリミア半島をロシアへの編入を決め、16日に国民投票を実施するという。ウクライナ政府は住民投票は不法・不当であり、ウクライナ国民の意思に反すると非難しています。

欧米も住民投票に対して、不法・不当であると非難し、ロシアに対する制裁を強化するという。英国の首相は情勢は不安定であり、ちょっとした計算違いが統御不能に陥る可能性があると指摘している。

第二次世界大戦前の情勢を引き出し、国民が踏みつけられ、独立が踏み破られれば重大な問題になりかねないと警告を発しています。

米国もロシアに対する制裁の発動を指示し、ロシアの個人、団体の資産を凍結し、米国への渡航も制限するという。今後の情勢次第では、制裁の対象を広げるとも言う。米国大統領は、ロシアとウクライナ双方の利益を尊重しながら、危機を回避する方策があると指摘し国際監視団のウクライナ入国を認め国際社会も加わった協議を開始するように訴えています。

米国は黒海にイージス艦を派遣し、F16戦闘機12機と要員300名を隣国であるポーランドへ派遣し、ルーマニア・ポーランドとの3国で共同訓練を実施するという。

米国は戦争は避けているように感じる、要員300名、戦闘機12機、イージス艦では、ロシアに対する威圧にはならない程度の派遣である。財政難もあるので話し合いで解決を望んでいる。NATO各国も財政難で戦争できるだけの資金がない状態だと思う。

ウクライナをめぐる情勢は、一触即発状態であることは間違いないが、仮に戦争状態になればNATO、米国はウクライナ政府側につき、戦争に加わらざる得ない事態になるかもしれない。

中国は制裁には反対の立場を表明している。中国国内も民族問題を抱えている、仮にウクライナで戦争が始まれば、新疆ウイグル、チベットなどが独立運動に向かう可能性もあり、中国も人ごとでは無いのではないか。


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