2012年6月24日日曜日

トルコとシリアの関係が悪化か

トルコ空軍機が、シリアの対空砲により撃墜された。シリア側は領海侵犯があり撃墜したという声明を発表をしているが、トルコ側は詳細が明らかになれば今後の対応を決めると言っている。

シリアのアサド政権による反政府活動家への弾圧が激しさを増している中での撃墜なので、関係悪化は避けられない状況になる。

シリアとトルコは友好関係にありましたが、トルコの首相がシリア大統領の辞任を要求している、内政干渉である、他の国の大統領の辞任を求めるというのは、あり得ない事である。

トルコは自国内でシリアの反政府活動を認めるなど反アサド姿勢を明確にしている。

中東の情勢が、ややこしくなってきている。シリアとトルコ、エジプトとイスラエルと中東は一触即発の状態みたいである。何時戦闘が始まるか分からない情勢である。

イランへの核開発問題も進展していない。7月になればEU側はイランの石油の全面禁輸措置を取ると言っている。残された時間は少ない。ぎりぎりになるまでイランは有利な条件を引き出そうとする戦略なのだろうか。

EU側もイランからの石油が禁輸になれば、南欧諸国はイランへの石油依存度は高いので経済的打撃は大きいものになる。それで無くても、経済成長がマイナス成長の状況であるので、息の根を止められることになる。

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