2012年6月10日日曜日

6/17日にギリシャ選挙投票

先月の総選挙で連立政権の樹立の失敗を受け、再選挙となったギリシャは新民主主義党(ND)と急進左派連合(SYRIZA)が激しい選挙戦を続けていると報道されています。

地元メディアの世論調査では急進左派連合(SYRIZA)がやや優勢で新民主主義党(ND)も僅差で追い上げていると報道されています。単独過半数を得る政党が無ければ、連立政権となり得るかも知れません。

新民主主義党(ND)は緊縮策を続け、引き続きユーロ圏からの支援を受けなければ、ギリシャは崩壊すると訴えています。
急進左派連合(SYRIZA)は緊縮策はギリシャの危機解決に役に立たないと訴えています。
ユーロ圏に残るも地獄、離脱するのも地獄というジレンマになっています。

ギリシャ国民がどのような選択をするのか注目の日になりそうです。

2012年1月から3月GDP(国内総生産)改定値は、-6.5%減となっており景気低迷が8期連続続いています。経済がマイナスでは、税収などは増えるはずはありません。倒産や失業者も増加傾向だという、負のスパイラルに陥っているギリシャである。

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