2012年6月19日火曜日

ギリシャ緊縮派が勝利

ギリシャの再選挙の結果は、新民主主義党(ND)が第1党になり、財政緊縮派が政権を担うことになるが、新民主主義党(ND)だけでは、過半数に届かないので連立内閣と言うことになるが、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)との連立と言うことになるが、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が難色を示している。他の政党も入れた連立を提唱している。今後の政権構成に暗雲が立ちこめている様子である。新民主主義党(ND)と全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が連立政権の合意をしたと報道されました。

得票数で見ると、緊縮は42%で、反緊縮派は52%の得票である。国民は事実上緊縮反対の意思表示をしたことになる。

急進左派連合(SYRIZA)は前回より議席では19増の躍進である。ギリシャ国民は緊縮政策には事実上反対の投票をしたことになる。

政権樹立が出来なければ再々選挙ということになり、政治空白が続くことになる。

ヨーロッパのエコノミストは、ギリシャのユーロ圏離脱は50%以上あるという。(フランス信用保険)
ギリシャのユーロ圏離脱が1年以内に起こるという(シティ欧州エコノミスト)という専門家が指摘しています。要するに、離脱を先送りしただけに過ぎないだけです。何時までも先送りできない事態になれば、ギリシャは破綻することになります。

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