2012年6月27日水曜日

消費税の引き上げが決まる

今日、消費税の引き上げ法案が衆議院で民主・自民・公明の3党の多数で通過した。これで、14年4月から8%引き上げられ、15年10月には10%に引き上げられる。まだ、参議院での審議があるが、衆議院解散も視野に入れた国会運営が続くことや、小沢Gが新党結成に向けた動きなども油断を許さない国会情勢である。

消費税は、所得の低い人ほど負担が多い逆累進制の税制である。低所得者にはそれなりの還付がされる文言が書かれているが、その還付金で生活が防衛が出来るだろうか。普通のサラリーマンには重たい消費税であり、15年以降は、買い控え、消費不振になる恐れが予想される。実施前には、上がる前に買い置きをするので、消費は伸びるが、実施後はその反動で消費は低下することは当たり前のことである。

15年に10%で、その後は、消費税の引き上げが議論の俎上になることは目に見えている。このブログでも何度も指摘してきた。10%が15%になり、最終的にはヨーロッパ並の消費税負担を強いられることになることは明らかである。少子高齢化、国の借金財政、年金の負担など全てを解決するためにには、消費税は30%は必要かも知れない。30%で医療・学校・老後の生活が安心して暮らせるなら、国民は納得も出来るかも知れない。

この国の進路をを考えて国会議員を選ばなければならないのではないかと思う。

今日の会議の詳細は、次回のブログに掲載をさせていただくとともに、今読んでいる本の感想なども書きたいと思っている。明日は宗右衛門町で私の全快祝いをするそうである。

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