福島原発は「炉心溶融」や「原子炉格納路の損傷」という、これまで日本で経験したことのない重大な原発事故が進行しています。地震発生時に緊急停止しましたが、炉心の燃料棒からは熱が出し続けているので、冷却をしなければなりません。地震で外部からの電気の供給がストップしたため、非常用の発電機で原子炉内の水の注入を始めたが、津波の影響で発電できなくなり冷却できない状態が続いています。冷却機能が出来なくなったため、炉心内の温度は上がり、水が蒸発し炉内の水位が下がり、燃料棒がむき出しの状態にな燃料棒から水素が発生し、それが酸素と反応し水素爆発が発生し、大量の放射線が出る事態になっています。
福島原発の発電量は6基の合計で910万KWとの発電をすることが出来ます。その6基とも停止し、東京などに電力を送ることが出来なくなり、計画停電をしなければ大規模停電の発生が生じる恐れがあるので、計画停電を実施している。計画停電により、市民や生活や経済活動に大きな影響が生じている。交通機関に大きな影響が出ている。運休や本数の間引きなどで対応している。東京都内のコンビニでも商品の買い占めで品薄状態であるという。一人ひとりが多めに買うことにより、品薄状態の事態を招いているということで、都民の心理的不安が影響していると思われる。
仮に福島原発がチェルノブイリ級の事故が発生すれば、東京方面にも大量の放射性物質が飛来することになる。そうなれば大パニックになる恐れがある。そうならないためにも、懸命の冷却作業が行われている。仮に福島原発の原子炉が破壊されれば想像を絶する被害が出るのは間違いない。その時は、日本の首都も機能を果たさなくなり、日本が破綻することになる。世界にも大きな影響を与えることになる。世界同時、恐慌が起きる可能性も出てくるのではないかと思う。
関西でも福井県に原発が林立している。和歌山(紀伊半島南東沖)にも巨大地震が発生する断層があり、今回の地震で、何らかの影響を受けている恐れがあるかも知れない。その断層が崩壊すれば巨大な地震が発生し、関西圏も甚大な被害を受ける恐れがある。福井県の原発も福島と同じ状態になる恐れがある。早期の安全点検と巨大地震に備えた設備の改善などしなければならないのではないかと思う。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年3月18日金曜日
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