2011年3月18日金曜日

東日本大震災発生から1週間

3月11日に発生した、東日本大震災から1週間が経過しました。巨大な地震と津波、原発災害と3重災害が重なりました。死者・不明者は1万5千人を超えている状況である。避難されている方の燃料、水、食料、日用品が極端に不足している。全国からの救援物資は届いているが、それを各避難所に届ける車のガソリンが不足し届けることが出来ない状況である。(支援物資そのものも不足しているとのこと)

障害者・児はどうしているのだろうか、一般の避難所での生活はパニックを起こし、避難所での生活は無理ではないかと思う。別のところで避難生活を送られているとは思うが、それの情報がマスコミなどでも報道していない。作業所や施設なども壊滅的な損害を受けたと思われる。阪神淡路大震災の時も一般の避難所とは別に障害者用の避難所を立ち上げ、障害者を受け入れて避難生活を送った。障害者・児の避難所の情報もマスコミは発信して欲しいと願う。

東北経済も大打撃を受けた。水産漁獲量は全国のシェア2割りを占めていたが、岩手、宮城、福島の各漁船や港湾施設は壊滅状態で復旧には相当の時間がかかると思う。養殖業も津波により流されてしまい養殖業も壊滅状態である。
農業も津波の影響で農地が塩分を吸い生育環境への影響が大きいようである。
それ以外にも自動車、電気、半導体などの生産する拠点がありますが、それらの工場も地震と津波により操業がストップしたままである。その為、全国的な生産にも影響を与えているようである。

震災後の東京株式市場も暴落している。1時9000円台を割り込み、円高も進んでいる、円は一時76円台まで円高が進んでいる。この背景には震災で多額の保険支払いの必要が生じる保険会社が手元資金を確保するために、海外の金融資産を円に換えるのではないかとの思惑があると指摘されています。実際は保険会社が海外資産を売却して円を買う動きが出ているわけではない。投機的な側面が強いようである。

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