2011年4月3日日曜日

今日も一日休息日

妻も仕事、長男も学童保育の卒所式に出席、次男も仕事で家には私と犬2匹だけである。
朝は9時半に起床、朝食をいただき、パソコンにの前に座り、ブログを書いている。書いてばかりいてものうがないので、「2011年本当の危機が始まる」著者:朝倉 慶氏を読んで過ごしている。経済の本であるが書いている内容が本当であるならば、今年の夏から日本の経済的な危機が始まるというショッキングな内容である。
日本国債(1000兆円)はどうなるか、郵貯銀行はその預金の8割(155兆円)の国債を保有している。今の金利は1%から1.5%で国は国債の返済金額は10兆円から15兆円で毎年利払いをしているが、この金利が上昇し5%になれば50兆円の利払いになり、日本の国は破綻になる。郵貯だけではなく民間銀行、保険・年金基金、公的年金、家計、海外、その他が国債を購入している。私たちが預金しているお金が、国債の購入に充てられている。なぜ国債を購入するかと言えば、他に安全で利率のいい投資先がないために、仕方なしに国債を購入しているという構図である。財政破綻にならないように事を祈るしかない。

まして、今回の東日本大震災で多額の震災復旧費用が必要になる。政府は特例国債の他に、復旧国債を発行しようとしている。復旧国債の発行は仕方ないとしても、結果としては日本の財政のバランスシートは悪化の方向はさらに加速する事になる。

原発事故も長期化の様相である。明日、明後日に何とかなるといった事故ではない。数十年単位で処理をしなければならない状況である。政府が発表する原発の放射線の報道も正確かどうか、疑ってかかる必要がいるのではないかと思う。都合の悪い放射線量は報道しないような気がしてならない。海には大量の放射線が放出口から海に垂れ流しの状態である。地下水も放射線に汚染されている。それを除去する方法もないという状況である。
格納容器を冷やさなければ、臨界事故につながるので、必死で水をかけているが、その水が建屋内に溜まり高放射線を含んでいてそれを除去しなければ、通常の冷却機能の回復は出来ないというジレンマに陥っている。

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