2011年4月24日日曜日

『もんじゅ』生殺し死亡宣言-3

2011年3月28日月曜日無駄飯食らい(電気食い)の『もんじゅ』は運転も廃炉も出来ない模様


 高速炉『もんじゅ』に出た“生殺し”死亡宣告

福井県にある高速増殖原型炉『もんじゅ』で原子炉内に落下してしまった炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)を引き抜く作業が13日、失敗に終わりました。

 毎日新聞が「『もんじゅ』:誤落下、中継装置抜けず 運転休止長期化も」と伝えましたが、技術的常識に従えば本格運転も廃炉措置もできない袋小路に追い込まれたと言えます。“生殺し”死亡宣告です。

誤落下、中継装置抜けず 運転休止長期化も」 2010年10月14日 毎日新聞(毎日.jp)

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101014ddm041040103000c.html

この記事は、すでに削除されています。

 炉心周辺の破損状態を知るためには、ナトリウムを排出しなければならない。そうなると核燃料を一端抜き出さないといけません。
 その前には中継装置を引き抜かなければならない。
 ところが、この装置が壊れて原子炉内に落下しているので、どちらも不可能のようです。
 こうなると、『もんじゅ』は生命維持装置を取り付けた仮死状態。
 生命装置(ナトリウム循環)の維持のために1日5000万円、年間200億円も電気を無駄に消費しているそうです。
 節電を呼びかけても、こんな無駄やっています・・・・

 プラス人件費(もんじゅ職員の費用=何十億円)が税金から支出される。(お金で済むなら安いか?)
 この生命装置をはずさせ、安楽死させる必要があるが、中にある核燃料を抜くことができないので、今後災害とかで電気が止まるか、特殊なロボットで液体金属のナトリュウム内で活動修理できる技術が開発されるまで、電気を食い続けることになる。
 災害や日本の経済力が無くなり、この『もんじゅ』の生命維持装置が意図せず外された場合、冷却機能が失われ、福島第一原発と同じメルトダウンが起こり、原子炉が破損する・・・・もんじゅで使っているプルトニュウムは福島第一と比べ、濃縮率が大きい、考えるだけでも恐ろしい。
 ナトリュウムは空気に触れて爆発的に燃えますので、水蒸気爆発なんて生易しい物ではなく、大爆発を起こします。

 そして、臨界になった場合・・・・
 マスコミでは報道されないが、ナトリウムを使う高速炉は、『もんじゅ』以外に、茨城県の『常陽』があります。
 この原子炉でも、やはり無理な操作をして装置を引っ掻け、炉内構造物を壊してしまったようで、これも仮死状態でナトリウム循環の生命装置で維持している。
 いずれにしても、この2つの原子炉は、地震災害などで維持できる電力を失うと巨大事故を起こす可能性が大きい。
 この時限核爆弾が日本国内あることを国民は知るべきです。

リストラおやじの危ない生活より引用

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...