トラックドライバーが絶対数不足するトラック業界では、年金受給年齢が引き上げられたり、企業には定年延長を求めているが、所得期間の空白を埋めるため、トラック運転手の仕事をしなければ生きていけない現状がある。その様な人がトラックの運転手として働いている。
労働時間に見合う賃金の確保や若者の車離れ、運転免許制度の変更などでドライバー不足は一気に解消することは容易ではない。そんな事情が重なり運転手が高齢化している。
70歳を超える現役のドライバー抱える事業所が多くなっている。中には80歳を超えるドライバーもいると言うから、驚きである。体調のいい日は自分で運転席に乗れるが、体調が悪い時は同僚におしりを押して貰いながら、運転席に着くという。
少子高齢化が進む日本では、高齢者(65歳)の運転免許証の所有者は1470万5000人、一方、交通事故の死亡事故は65歳以上の運転者がワースト1位を占めている。ワースト2位との差は広がるばかりである。
若者が就職したいと思えるだけの、賃金のアップや労働時間の短縮化、週休2日制の導入などしていかないと、若者は見向きもしないだろうと思う。まして長距離運転などするはずはない。
国は対策を講じないと、日本の物流は止まってしまうことになる。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2014年10月24日金曜日
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