2014年10月3日金曜日

エボラ出血熱の死者3338人

世界保健機構(WHO)は10月1日、西アフリカで大流行のエボラ出血熱での死者は、3338人と発表しました。感染者は7178人の上っています。

新規の感染者数は減り始めていますが、完全に封じ込めが出来た状態ではないという。国別ではリベリア1998人、ギニア710人、シェラレオネ622人、ナイジェリア8人、医療関係者が216人となっています。

新たな問題として、両親または片親がエボラ出血熱で死亡し、親を失った子どもが、少なくても3700人いる。孤児となった子どもたちがエボラ出血熱の感染を恐れ親戚に引き取られず、深刻な事態であると報じています。

ユニセス地域部長は、孤児になった子どもたちに緊急で特別な配慮と支援が必要でが、邪魔者扱いされていて、見捨てられる場合もあるという。

ユニセスは、対策として①リベリアで精神衛生の専門家ソーシャルワーカーの訓練②シェラレオネでエボラ出血熱に耐性を持つ回復患者に子どもたちの世話をさせる③ギニアの感染地帯で暮らす子どもたち6万人に社会的心理的な支援を行うという。

エボラ出血熱だけ解決すればいいのではなくなった。孤児となった子どもを守ることも必要になった。

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