2014年10月24日金曜日

エボラ出血熱マリで初感染者

AP通信によると、西アフリカ、マリで保健相は23日、同国で初のエボラ出血熱の感染者が確認された。

エボラ出血熱の感染者国は8ヶ国となる。

患者は2歳の女児で、エボラ出血熱が流行しているギニアを訪れ、帰国後マリの首都バマコに10日間滞在し、22日に西部の町の病院に行き検査をしたところ、陽性と確認された。女児と接触した人は隔離され、経過を見ているという。

世界保健機構(WHO)が発表したエボラ出血熱の感染者数は、19日までに9936人、死亡者は4877人になっている。

米国では、国境なき医師団に参加していた、医者が米国に帰国してニューヨークの病院で陽性反応が確認された。

米国最大の都市ニューヨーク出始めての感染者である。医師はギニアで活動した後、14日に帰国し、22日には地下鉄、ボーリング場に出かけたりしている。23日朝から発熱などの症状が現れ、すぐに隔離施設のある病院に収容された。

本当に怖いウイルスである。米国の病院では治癒の可能性の低い患者の治療を中断する事も検討されている。

一部の病院では、治療を行う事例や行うべきではない事例のガイドラインを作成中という。医者や看護師などが2次感染し、命の危険が及ぶ懸念があるためである。

エボラ出血熱の治療法はまだ確立されていないだけに、医師や看護師を守るために理解出来るが、早く統一した見解を見いださないといけないのではないかと思う。

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