2013年8月2日金曜日

お金持ちほどけちな理由

今、アルボムッレ・スマサナーラ(大乗仏教)の本を読んでいる。この人の本は何冊が読んでいるが何時もなるほどと、教えられる。

お金持ちは「ケチ」だという章では、物質的な豊かさを求めるうちに、何一つ手放したくなくなるという。私たちが幸せに生きるために何が必要なのかというと、①食べるもの。②着る物、③住居、④薬、この4つがあれば、最低限生きていけるという。全くシンプルな生き方である。

その為に、働かなければなりません。

食べるものは生きていくために必要なカロリーを摂取しないと生きていけません。着る物も寒暖の時に暑さ・寒さから身体を守るために必要です。住居も気候の変化や安心して暮らすために必要です。薬は病気になったときに必要なものである。

不必要な物は、持たないと言ってもいいでしょう。高価は服や大邸宅に住んでも寝て1畳起きて半畳という諺があるように、生活する上で必要ないということになる。

お金持ちは、意味のないものをたくさん抱え込み「持ちすぎ」は、幸せにならないという。

私も、いらない物(金持ちではありませんが)を抱え込んでいますが、これからはいらない物は買わないようにし、必要な物だけ買うような生活を実践して行かなければと思い知らされる本です。

「永遠の0」という本も読んだ、日中戦争から太平洋戦争にかけて、熟練パイロットの生き様である。
主人公の宮部久蔵は生きて祖国に帰るとい言う事を考えていた人物で、当時の帝国海軍ではお国のために死ぬことが一番の名誉であるというのが一般的な軍人の考え方であったが、宮部は生きて祖国に帰ることを考え、飛行機乗りからは、臆病者と陰口をたたかれながらも、いくつもの戦闘に参加したパイロットである。まだ読まれていない人にはお勧めの本だと思います。

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