2014年4月20日日曜日

遅々として進まぬ捜索

セウォル号の沈没から、5日が経過し船内から新たに13人の遺体を収容した、これで死者は49名になり、行方不明者は253名となった。

海域は早い潮流と海中の視界が不良の為、遅々として捜索が進まない。エアースポット内に生存者がいることに望みを掛けての捜索である。

今までのところ生存者は見つかっていない。

家族は難航する捜索に苛立ちを募らせ、直談判するために大統領府に向かおうとして警察隊と対峙し、現地入りしている首相が説得を試みたが失敗に終わり、珍島の橋では警察隊ともみ合いにいたっている。

一部の家族からは、大型クレーン船でセウォル号を引き上げるべきであるという意見まで出始めている。引き上げるとエアースポットが無くなり、船体も衝撃や振動で生存者がいた場合に影響が出ることを考慮して、家族の合意なしには引き上げは行わないと当局は説明している。

引き上げについては家族間でも意見が分かれており、政府は厳しい判断を迫られそうである。

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