2011年11月4日金曜日

ギリシャ国民投票を中止

ギリシャのパパンドレウ首相が突然言い出した、国民投票を中止すると発表した。仮に国民投票が実施されれば、国民の60%は反対をだという世論調査があり、仮に国民投票をすればユーロ圏からの融資は受けれなくなり、ギリシャ発金融危機が発生し、ギリシャは確実にデフォルトに陥る。

ギリシャにいくらお金を投げ入れれば、ギリシャの債務問題が解決するのか、融資と引き替えに、予算の緊縮予算により公務員の首切り年金削減、付加価値の値上げ等でギリシャの景気はさらに後退するのは目に見えている。

欧州労連のベルナデット・セルゴ書記長は、緊縮予算ではこの危機は解決しないと指摘している。経済の浮揚策がなければ、緊縮→国民生活の悪化→景気の後退→税収の低下→債務危機の深刻化という危機のスパイラルに陥る事になると、指摘している。

パパンドレウ首相の不信任案が通れば、ギリシャはさらに政治的な混迷することになる。与党議員からも造反する議員が出るというニュースもあり、過半数を選れれなければ、政権は崩壊するか、総選挙をするしかない。ユーロ圏危機は静に進行している。

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