国の借金1000兆円突破 1人あたり802万円、復興債発行で
国債や借入金を合計した日本の「国の借金」の2011年度末の残高が、1024兆1047億円に達する見通しとなった。1000兆円を突破するのは初めて。国会に提出した今年度第3次補正予算案で、11.5兆円の復興債発行を盛り込んだことが影響した。
今回の見通しを日本の10月1日時点の推計人口(1億2772万人)で割ると、国民1人あたり約802万円の借金を背負う計算になる。
財務省はこれまで今年度末の国の借金残高を、10年度末の実績比で71兆円増と予測。995兆9232億円とかろうじて1000兆円に届かない見通しを立てていた。
だが、東日本大震災の発生で状況は一変。11.5兆円の復興債の発行に加え、歴史的な円高を受け、為替介入に備えて外国為替資金証券の発行限度額を15兆円増額した。さらに原子力損害賠償支援機構に資金を出すための交付国債の発行枠を現行の2兆円から5兆円に増額したことで、特別会計の借金残高も増えた。
国の債務残高は複数の指標があるが、今回の見通しは国債や借入金、財投債、政府短期証券を合計した額で国の資金調達の全体像を示す。内閣府経済社会総合研究所が集計する地方自治体の借金も合わせた債務の合計額では、09年度末にすでに1000兆円を超えている。
国の予算は09年度以降、税収が国債収入を下回る異常事態が続き、財政は急激に悪化。それでも長期金利は1%前後の低水準で推移しているが、国債が金融市場で信認を失えば、金利上昇で利払い費が膨らみ、財政がさらに危機に陥る可能性もある。(日本経済新聞より)
財務省の発表で日本の借金額が1000兆円を超えました。その借金を返済するのに、国民に大増税のしわ寄せが来ることになります。年金、社会保障、社会福祉、消費税の引き上げなどで、国民生活の社会保障が切り捨てられ、さらに増税路線が始まろうとしています。幸いにもこの借金総額の95%は日本国民が汗水垂らした、預貯金で賄われています。他の国からの借金はありませんから、日本国民の預貯金が国に吸い取られてしまう事態になるでしょう。ギリシャの債務は他国からの借金なので、貸した国は必死になってギリシャを助けようとするでしょうが、日本は国民の預貯金がパーになるだけなので、助ける国はありません。金利が超低金利なので、今のところ問題にはなりませんが、1%金利が3~5%になるだけで国債の金利返済だけで、30兆~50兆円の金利返済になります。国の税収が金利返済に消えてなくなる金額です。何かの天災や政府が危機的な状況であるということを言えば、市場が反応して金利が上がることになるでしょう。PIIGSが破綻することになれば、日本はその次に破綻することになる、そろそろ日本も「ご破算」の時が来たようです。
資産のある人は、早い目に海外なりに資産を守るために避難した方がいいかもしれません。私はこの国とともに「ご破算」に付き合います。資産のない人間はそれしか生きようがありませんから。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年11月7日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿