ヨーロッパでも比較的経済が順調なドイツが資金難に陥っている状態で、政府は救済するために必死になっています。放置するとドイツの金融が崩壊し、ユーロ圏の中核をなすドイツの金融が崩壊することはユーロ圏が崩壊することに繋がります。
英国でも若者の失業者が街中に溢れている状態だという。イギリスも緊縮予算のため失業者が増えている。スペインの10年物国債の利回りが上昇しています。先週の金利は6.4%だったのが6.5%に0.1%上昇しました。スペインは総選挙の結果政権が交代しましたが、政権が交代しても債務問題の解決策はないに等しい状態です。投資家たちは債務問題に対する警戒感が強く不安定な取引がつづいています。
イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどでは株価が下落しています。ハンガリーもIMFと欧州連合に金融支援の要請をしました。ハンガリーの通貨が下落し信用不安が拡大しているのを解消するために金融支援を要請したようである。ハンガリー以外の国も、IMFと欧州連合に金融の支援要請する国が増えれば、IMFも欧州連合もお手上げの状態になる。
日本の株価も欧州の債務問題の影響で8400円を大きく割り込み8300円台に突入しました。日本の金融機関の危機ラインとも言われており、ここを下回ってくれば、全ての金融機関に含み損が出ると言われており、日銀も公的資金もなんとか支える水準になっています。
金融機関にとって欧州の債務問題が深刻化すればさらなる株価の下落は避けられないのではないかと思います。まさに負のスパイラルが始まっています。日本経済も超円高でガタガタな状態である。大企業は円高を嫌い海外に生産拠点を移しだしている。トヨタ、パナソニック、日産、等々、日本の大企業は日本を脱出してだしている。残るのは中小企業だけの国になる。
日本は本当に平和な国だと思います。まさか日本が破綻するなどと考えている人は一部の人だろうと思いますが、世界の金融や経済は破綻寸前まで来ています。今までの贅沢は出来なくなります。身の丈にあった生活を強いられるだろう。身の丈ならまだましだろう、ホームレスも増えるのではないかと思う。企業が倒産し、失業者が増えれば、ホームレスにならざる得ない。生活保護も国が破綻すれば受給さえ出来ない事になる。
あるブログには、年内にはユーロ圏は崩壊すると予想が書かれている。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年11月23日水曜日
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