2011年11月25日金曜日

東京株式続落

24日の東京株式市場は、欧州債務不安により欧米株が大幅安や円高ユーロ安を受け、幅広い銘柄が売られ、日経平均株価終値が8165円と2年8ヶ月ぶりの安値になりました。8400円が株価から大幅な値を下げています。ユーロ圏の債務問題が解決しなければ、さらなる株安が続くことは否めません。

ドイツの国債の10年物国債が札割れを起こしました。金融機関の落札額が募集額を下回り札割りとなりました。ヨーロッパで唯一経済的にも順調なドイツの国債ですが、金利が低いのが投資家から嫌がられたのとユーロ圏の財政負担がドイツ財政への負担になるとの不安から、札割れが起きたようである。

イタリア国債の10年物利回りが危険水域とされる7%台に再び上昇しました。欧州への信用が一段と高まったと言えるのではないかと思います。一方、株式市場はイギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどの株式も軒並み下落しました。

どうしようもない状態ですね。抜本的な債務問題の解決策が示されない限り、負のスパイラルは急速に金融不安へと行くことになりそうです。時間の問題かな。

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