厚労省の田村大臣は、年金支給開始年齢を75歳まで遅らせ、その分割り増しで年金が支給されるという発言をしている。数年前には100年安心年金というそのときの厚労省の大臣は自信たっぷり発言していたのは忘れていない。
少子化で労働力人口が減少している中で、70歳まで労働力として位置づける提言を発表した。働くだけ働かせ、年金支給は75歳からと言うのは、詐欺と言われても仕方ない。
男性の平均寿命は80歳と言われているが、75歳から支給となるとたった5年間しか年金を受け取ることが出来ない。
どれだけの人が80歳以上生きているというのだろうか、あくまで平均寿命である。50代や60代で亡くなる人もいるわけである。その人たちは年金を受け取れずにあの世にいくことになる。
健康寿命という統計もある。日本の健康寿命は男性で70歳、女性で73歳である。この統計は日常生活を支障なく生活できるとされている。それを考えれば75歳からの支給は、何度も書くが国家的詐欺と言うほかはない。
いい加減にしてほしいものである。65歳からの支給は何があっても維持してほしいし、70歳まで働く人は限られているのではないかと思う。
健康なときに年金を受け取り、それで自分の趣味や旅行などしたいと考えている人は多いはずである。足腰も立たないで、寝たきりになってから年金をいただいてもありがたみはないに等しい。
あるブログには、高齢者が貯めた年金まで国が手を伸ばそうとしている。遺産に対して消費税分を取るという仕組みである。今の消費税額は8%で遺産が1000万円あれば80万円は国に消費税として没収されるという仕組みである。これではおちおち遺産など残してられない。年金支給は75歳、70歳まで働きなさいとなれば、死亡消費税だと書いている。
全くその通りである。65歳から年金が支給されて、その上で働くかどうかは、その人の選択である。働く人もいれば、年金だけで生きる人もいる。
私は65歳で年金を受給し、旅行や趣味を楽しみたいと考えている方である。人間の命は一寸先は闇であり、いつどこで病気になったり、寝たきりになるかは誰も分からない。健康な内に残された人生を生きたいと考えている。
75歳からの年金支給は断固反対である。私は62歳から年金支給の申請をするつもりである。先にも書いたが、人間はいつどうなるか分からないからである。一度は年金をもらってから死にたいものである。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2014年5月25日日曜日
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