2014年1月24日金曜日

アルゼンチンペソ暴落

23日、アルゼンチンペソが11%暴落し、今年に入っての下落率は20%にも達しています。

22日には3%下落しており、昨日の11%の暴落で2日間の下落率は14%となり、底抜けに入ったとも言われており、世界的通貨危機に発展するかも知れません。

1ドル=8ペソで取引を終えた。中央銀行が外貨減少を懸念する。アルゼンチンの外貨準備高は13年末で305億ドル(3兆1500億円)で、政府・中銀が外貨減少に神経をとがらせているようである。

世界は金融緩和マネーで株高が演じられており、楽観論に浸っていますが、新興国ではいつ通貨の暴落が起こっても不思議ではない状態になっており、内戦状態になりつつあるウクライナやタイでもいつ通貨が暴落するか分からない状態になっているのです。

新興国通貨が急落すれば、ユーロ高・円安も終焉し円高が襲ってきます。
その時が、アベノミクスの本当の姿が表面化してくることになります。

急激なインフレもペソ売りの要因になっている。政府の消費者物価上昇率は13年は10.9%と発表しているが、エコノミストは実質25~30%程度の上昇しているとみている。



0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...