2013年2月3日日曜日

中国のレアアース市場崩壊

2010年に中国漁船衝突を契機に中国は、日本に対するレアアース輸出を事実上輸出規制を開始し、レアアース価格は高騰を余儀なくされましたが、日本の企業は技術革新や中国産のレアアースへの依存度を下げました。その結果、中国のレアアースは価格が暴落しレアアース生産企業は深刻な影響を与えています。

中国の愚策による政策により、自分で自分の首を絞めているのが分からないのでしょうか。輸出規制されれば、それに対抗するために、調達先を分散化するのは当たり前であるし、技術革新もやらざる得ないのはあたりまえのことだといえます。

中国のチャイナリスクを回避するために当たり前と言えば当たり前の行動を日本の企業はとるのは当然です。中国の政府幹部はそこまで読めなかったのかもしれません。あまり頭のいい人種ではないのかもしれません。

中国のうぬぼれにもここまで来れば、笑ってしまいます。中国もレアアースを輸出しなければ、そこで働いている人たちは失業の憂き目を味合うことになるのは当たり前と言えば当たり前の話である。

中国の鉄鋼メーカー80社が減収減益で、2012年度は98.2%の減収に陥っている。世界的な不況の影響と供給過剰が原因だという。飛ぶ鳥も落とす中国経済もここに来て減速を余儀なくされている感じです。

このブログでも書きましたが、中国の大気汚染が深刻な事態になっていて、その影響が日本にも及ぼしているようです。特に九州地方などでは、中国からの大気汚染物質が飛来し、喉や鼻などに異常な症状が出始めており、これから、中国地方や近畿地方でも同じような呼吸器系の疾患患者が増えることが予想されます。

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