2013年1月13日日曜日

中国の環境汚染は最悪な状態

中国の大気汚染が最悪の状態になっている。北京では、大気汚染による「有害物質を含んだ霧」が発生しており、呼吸疾患患者が病院に殺到しています。当局は、外出を控えるように呼びかけている。日本でも発生した四日市喘息のような事態になる状況になっています。

経済活動優先で、環境に配慮しなかったために生じた事態になっています。中国は環境汚染・大気汚染をしながら成長してきたことになる。仮に環境に配慮しながら経済成長を数字で表せば、GDP(国内総生産)は10%以上の成長を続けてきたが、環境整備を行えばGDP(国内総生産)は、実質5%にしかないという数字も出ている。

水質の汚染も深刻だという、生活排水やし尿などが河川に流れ込み、北京に流れる河川の色が灰色から黄色に染まっているという。水中の硝酸酸性窒素性の含有量10㍉g/Lに接近してきているという。この物質を大量に摂取すると体内で発がん物質を生成するという。

地下水の水位も低下してきている、以前は-12㍍であったものが、-24㍍まで低下し、今では-30㍍まで低下しているという、地下水の貯水量も年平均で5億立方㍍で減少している状態である。

水不足の北京では、河北省や山西省、遠く離れたから河北省からも水を引き入れている。再生水、岩石内水、海水処理後の水、黄河の水、などあらゆる水を北京に供給している。この複雑な水源からの水質が水質の悪化に拍車をかけているという。

人が住める環境ではなくなりつつあります。(写真は大紀元日本社より)

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