欧州委員会は、ギリシャ合同調査団(EU・IMF・ECB)とギリシャ政府との協議が何も決められなく、9月上旬に再開することになったと発表しています。
ギリシャ政府与党3党間で調整がつかず、合同調査団は事実上待ちぼうけを喰ったわけですが、金融市場は今はギリシャ向けには「平穏」となっているために、緊張感をなくしており、ここは「夏休み」となったわけですが、果たしてどうでしょうか?
何も決められない以上、格付け会社は黙っていません。
主要金融機関の格付けを<C格>に引き下げ、事実上資金調達ができないように追い込むことになるかも知れず、そうなればギリシャは本当のデフォルト状態に陥ります。
また、今、イタリア・スペインの地方自治体の破たんが迫ってきており、どこか一つが破たんすれば、連鎖的に破たんとなり、それが金融機関の格付けを引き下げることになり、危機は民間で一気に広がります。
何せ、金融機関の格付けが後がないほど引き下げられているからです。
どこか一つでも破たんすれば一気に危機は広がります。NAVEDAより引用
ギリシャの再建策が事実上物別れに陥りました。今はオリンピックで浮かれている日本ですが、ギリシャがデフォルトすれば、ユーロ圏は事実上破綻することになり、その影響が世界中を駆け巡ることになります。
日本の家電会社も危機的な営業益しか上げていません。円高で1円、2円の円高になれば利益は吹き飛んでしまいます。シャープも株価が下がり、台湾側の資金提供が物別れになっている状態です。このまま行けば、シャープも倒産の危機に陥るかも知れません。シャープの負債総額1兆円を日本の銀行が出せるでしょうか。貸し付けている銀行も影響を受けることになります。
シャープも一度倒産しやり直すことが一番の方法かも知れません。それとも、大きすぎてつぶせないということになれば、政府が一時国有化し、再建策をすることになり税金が注ぎ込まれることになるかも知れません。大企業はバックに政府がついているので救われるが、庶民は誰が救ってくれるのでしょうか。生保すら受けられない国民が増えている状態です。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2012年8月6日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿