2012年8月11日土曜日

食糧価格高騰

国連食糧農業機関(FAO)は9日、世界の食糧価格が7月、4ヶ月ぶりに上昇に転じ12.3%増の213.3にたした事を明らかにした。この指数は02年~04年を食肉、酪農、砂糖、穀物、食用油の平均価格を100として算出される。

米国中西部の大干ばつでトウモロコシの収穫が大幅な収穫減やロシアの小麦の穀倉地帯も大干ばつでなどが食料価格の高騰の大きな影響である。
ブラジルの世界最大の砂糖輸出国であるが、ブラジルも季節外れの大雨でサトウキビの収穫も大幅に遅れている。

各国が07年~08年に実施たような食料を禁輸する措置を取るかも知れない。食料を輸入に頼っている国々は食料危機が再燃することになる。

トウモロコシは23%の値上がり、小麦も19%の値上がりで食料を輸入に頼る国は飢餓や食糧不足に陥る事態になるかも知れない。トウモロコシ、小麦、砂糖のを原料とする食品も値上がりが予想される。

日本の食糧自給率は39%である。1.2億人の人口を擁する国の食糧自給率が39%では、背筋が寒くなる。お金を出せば食料は輸入できるという考えは、この際捨て去るべきではないかと思う。食料は100%自国で賄えるようしなければならない。

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