2012年7月21日土曜日

世界の穀物の価格上昇か

米国のトウモロコシの主要産地である中西部での大干ばつにより、収穫が大きく落ち込みトウモロコシの取引価格が25㌔当たり、8ドルを越えました。

トウモロコシも大産地である米国の不作により世界的な食糧の価格の値上がりが懸念されます。日本は食糧自給率が40%台なのでトウモロコシを原料とする商品の値上げは必至な状態になります。

アフリカなどの国々はもっと大変な事態が予想されます。今でも食糧不足で国が多いアフリカでトウモロコシの値段が上がれば、買うことが出来ない人々が増え飢饉がさらに悪化することが予想されます。

日本も天候不順(世界的にも天候が不順)で、各地で大雨が降っていて米の収穫がどのような事態になるのか懸念されます。これから台風の季節になれば、なおさら不安が生じます。食糧は自国の国で、100%とは言いませんが、せめて8割、9割は自国で自給できるようにしなければ、「腹が減っては」戦は出来ませんから。

お金があっても、自国の国民を犠牲にしてまで、食糧を輸出してくれる国などは、あり得ません。自国民を優先するのが当たり前です。お金では腹は膨れませんから。

食糧の100%の自給率を目指さなければならないのではないでしょうか。

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